• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

綺麗なクリスマスリースを作成するには

 

こんにちは。
ドイツトップフローリストの堀江です。

クリスマスまでもう少し。

ドイツトップフローリストアカデミーでは
クリスマスリースのレッスンは全て終わりました。

皆さんの中にも
多くの人がクリスマスリースレッスンへ
参加されたり、
またはご自分で作成したり
したことと思います。

ご自分の作成したリース。
納得できるものに仕上がりましたか?

今年の流行としましては
オーナメント少な目の
シンプルなクリスマスリースが
人気だったような気がします。

グリーンのコントラストを美しく
見せるリースです。

 

リース作りのポイントを今回はまとめてみました。

リースに使用するグリーンの主な種類はどんなものがあるの?

 

ヒムロスギ

ヒムロスギは柔らかく非常に使用しやすい花材です
価格的にもお手頃です。

 

モミ

クリスマスリースと言えばモミの木を
思い出す人も多いかもしれません。
モミは非常に硬い木で大きいので
初心者の方には扱いにくい花材です。
また印象的には固いイメージです。

 

ブルーバード

少しシルバーがかったぽってりとした
厚みのあるグリーン。

 

ヒバ

ヒバは様々な種類があり色もいろいろですが
黄色がかったクジャクヒバは色のコントラスト
を取り入れるにも非常に便利。
お値段も安めなのでボリュームアップに
効果的に使用したい花材です。

ネズ

ネズの硬い針葉をネズミ除けに
使っていたことから、
ネズミを刺すという意で
ネズミサシとなり、
それが縮まったことに由来するらしいです

非常に硬い素材ですが、なんとも趣のある
素敵な花材です。

ちょっとアンティークっぽいイメージ。
実が付いているのも嬉しい。

ブルーアイス

シルバーがかった細い葉は
少し入れると他のグリーンとのコントラストから
非常に映える美しいグリーンです。

 

葉のコントラストってこんなに美しい

 

クリスマスリースに入れるグリーンって
皆どれも似ているから
どれをいれても一緒

なんて思ってませんか?

それ大間違いです。

グリーンの美しさを最大に出す
シンプルなリースにすればするほど
グリーンのコントラストは必要です。

様々なグリーンを入れたリースと
あまり入っていないリース

両方見て見ましょう。

まずはこちら
モミの枝で作成したリースです。

モミの枝だけで作成したリース

 

モミの枝は固い印象に仕上がります。
そして1種類だけで作成すると単調な感じに。

 

ヒムロスギだけで作成したリース

実はこれ、少量のヒバが入っているのですが
ヒムロスギがほとんど。

ヒムロスギはモミよりも柔らかい印象なので
リースもモミのリースより柔らかさがでます。

葉のコントラストはないので、
単調なイメージ

 

 

様々なグリーンを混ぜて作成したリース

 

こちらのリースは
●ヒムロスギ
●クジャクヒバ
●ブルーアイス

この3種類のグリーンを混ぜ作成しました。

 

先ほどの1種類のグリーンしか
使用していないリースと
見え方が全然違うの解りますか?

グリーンを綺麗に魅せたいのであれば
葉同士のコントラストも必要です。

 

 

葉を綺麗に魅せたいのであればオーナメントは控えめに

 

初心者の方は特に
クリスマスリースにいろいろな物を
入れたくなってしまいます。

気持ちは解りますが…

もしあなたが様々なグリーンを組み合わせ
グリーンのコントラストを美しく
魅せたいのであれば
オーナメントは控えめにしましょう。

こちらはモミの枝で作成したリースですが
飾をとてもシンプルに仕上げています。

そしてこちらは様々なオーナメントを入れて作成。

グリーンがあまり映えないと思いませんか?

そしてこちらが様々なグリーンを混ぜたリースを
シンプルな飾りで仕上ました。

そしてこちらがリボンだけを追加でつけました。

そしてもっといろいろなオーナメントを入れると

オーナメントを
入れれば入れるほど
グリーン映えなくなってきます。

オーナメントを入れてはいけない

と言っているわけではありません。

オーナメントを沢山いれるのと
入れないのでは
見え方がどういう風に違ってくるのかを
解っていて、
解ったうえでどのように選択していくのか?

が大切です。

是非参考にしてみてくださいね!!