植生的パラレルで季節感あふれる作品を作ろう
こんにちは。
ドイツトップフローリストの堀江です。
今日で9月も終わり。
季節は秋へと着実に進んでいますね~。
市場も紅葉や実物 コスモスやススキ・・・
秋のお花たちがいっぱいで
楽しいです。
今日は植生的パラレルの
コツをお話ししたいと思います。
植生的のアレンジとは?
植生的アレンジは
花材を植物の植生を生かした使い方をし
自然的にナチュラルに仕上げたアレンジメントです。
パラレルアレンジメントとは?
パラレルのアレンジは
花材の大多数を平行に挿すことによって
出来上がるアレンジメントです。
こちらが秋のお花を使った
植生的パラレルのデザインです。
このアレンジは季節のお花を使用すると
よりナチュラルに見えて素敵です!!
今はちょうど秋のお花がたくさんあるので
秋のお花を使用して作成してくださいね。
今日は植生的パラレルデザインを
上手く作成するコツをお知らせします。
植生的パラレルデザイン、上手に作るコツ
ナチュラルなお花を選ぶ
植生的デザインを作成る際は
いかにも「人間が作りました!!」
という大輪系のお花は避け、
野の花のようなお花を使用しましょう。
今回はコスモスやススキ、ヒメヒマワリ
千日紅 ガマズミなど
野の花のようなお花を中心に使用しました。
アレンジの端と端は高くそろえる
パラレルのデザインで重要なのは
端と端を高くそろえることです。
画像をもう一度ご覧ください。
一番右に入っているススキと
一番左に入っているススキ
この端と端のススキは同じくらいの高さで
高くそろえましょう。
どちらかが低くなってしまうと
パラレルさが半減されます。
そしてススキの下の
フジバカマと
千日紅コスモス
これも端と端は同じような高さにそろえましょう!!
空きの部分と密の部分を作りましょう
植生的なデザインは
必ずアシンメトリーで作成しましょう!!
なぜならば、自然は必ず
アシンメトリーで形成されるからです。
均等にお花を散らしてしまうと
シンメトリーになってしまいます。
こちらのアレンジは中間が空きの部分に
なってますよね
お花を均等に入れるのではなく密集して入っているところ
お花がない空きの部分を作る。
そうすることでアシンメトリーになります。
皆さん是非、秋のお花で植生的パラレル
試してみてくださいね!!
ドイツトップフローリスト協会の会員さんは
本日夕方に この植生的パラレルデザインの
作り方を詳しく解説した
オンラインレッスンのURLを
送らせて頂いております。
是非そちらもご覧くださいね!!
またこのパラレルデザインをもっと学びたい
という方、会員登録いただけると
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