なぜ、ヨーロピアンフラワーデザイン・プロ養成塾がお勧めなのか?
「ドイツのお花と日本のお花は
何がちがうのですか?」
この質問、帰国して何度聞かれただろうか?
「教育システムが全然違います」
私の答えは決まってこれです。
これ以外答えようがないのです。
この教育の質がどこからくるのかは
文化の違いなのかもしれません。
日本人は習い事が好きです。
お金が稼げなくても、楽しみの為、
自分磨きの為お金をかけて習い事をします。
一方、倹約家、合理主義と言われているドイツ人は、
何の稼ぎにもならないものに大金を払ったりはしません。
結果、ドイツには趣味のお教室がありません。
これ、私が渡独して驚いたことの一つです。
趣味で何かしようと思っても、
プロの人のための学校しかないのです。
「いやいやいや、プロになる気はなくて、
ちょっと習いたいだけ」
なんて発想はどうやらドイツ人にはないようです。
プロを育成する学校と趣味で習う学校。
差が出るのは当然ですよね。
プロをいかに短時間で育成出来るのか
合理主義のドイツ人が研究を重ね出来上がったものが
「短期間で、誰でも一定のレベルに持って行ける
プロを育成するための教育」
それがドイツの理論です。
殆どのドイツのフローリストは
この世界で一番完成度が高いと言われている理論を学び、
デザインの土台になる基礎を身に付け伝承しています。
一方日本の趣味のお教室では、
それぞれの趣味の教育を受けた先生方が、
さまざまな上っ面の知識を違った形で伝えていて、
基礎が身に付きません。
私のところに相談にくる、講師の資格をもっている多くの先生方は、
基礎が身に付いていないので、
資格をとっても実力が伴ってなく、悩んでいらっしゃいます。
私は何も日本の先生方が悪いとは思っていません。
日本人がもし、ドイツ人と同じ教育を受けられたとしたら、私は日本人の方が
ドイツ人より数段センスのいいアレンジを作ると思います。
ただ、教育を受けられていないだけなのです。
私は別にセンスや才能があるわけではなく、
たまたまドイツに行く機会に恵まれ
トップの教育を受けることが出来ました。
だから、有難いことにファンになってくださるお客様がたくさんいます。
このブログを読んでいらっしゃるあなたは、
現状に満足することなく、
もっと上達したいと思っていらっしゃると思います
私が13年かけてドイツで学んできた
アレンジが上達する黄金のルールを
これからあなたに伝えて行きたいと思います。
理論はいわば地図のようなもので、
理論を知らないという事は
地図を持たずに勘で目的地に行くことと同じです。
なぜその花を
その高さで
その角度で挿すのか
すべて理由があります。
その理論をこれから解説していきます。
楽しみにしていてくださいね