• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

上達したければ自然観察!!

みなさんこんにちは。
毎日暑い日が続いておりますが、
夏休みは楽しんでいらっしゃいますか?

私は今年の夏は尾瀬で自然に触れました。


最近生徒さんと話していて思うのが
みんなに自然観察を
してほしい!!

ってこと。

自然観察って何?

私は自然観察って、フラワーデザインに
関わるものにとって、ものすごく重要だと
思っているんだけど
なぜかっていうと

自然の美しさに、人間が作ったものは
かなわない!!


ってこと。

だから自然の美を観察して、
それをアレンジの中に取り入れよう

っていう話です。

でも、みんなの中では、ピンとこない人も
多いんじゃないかな?

って思うので、今日は
私が自然の何を見ているのか?

っていう例を挙げていこうと思うので
参考にしてね!!

自然観察はこう見る

自然観察を難しく考える必要はなくて
例えば山の中を歩いていて
目に触れた美しいものに注目して
それを言語化するだけ。

例えば、今回尾瀬の中を歩いていて
私の目に留まったものが
これ

そしたら、なぜこの木が、
私の目を引いたんだろう?

って考えるといいんだよね。

私はドイツ理論が分かっているから
答えがわかるんだけど

線の周りには空間が必要

ってこと

線の周りにごちゃごちゃといろんな素材が
なくて、線が綺麗に見えているから
私は美しいと感じたんだなぁ

と言語化する。

この言語化が重要!!


そしてもう少し歩くと
この木に出会いました。

この木も、実は私の目をめちゃくちゃ引いた。

そしてよく見ると
線が綺麗に見えている。

線が綺麗に見えるということは
つまり、人間が美しいと感じるんだ


っていう仮説が立てられるんです。

って言っても私はドイツ理論で
線はきれいに見せないといけない
って事を知っているから
どちらかと言えば、検証するって方が
合っているかもしれないけど。


また、しばらく歩くと
こんな木に出会いました。

この木はどうでしょう?
正直、さっきの木よりも
そそらなかったんですね。
これはなぜか?
考えると、
さっきの木は、線が綺麗に見えていたけれど
今回の木は葉が多い茂っていて
線が綺麗に見えなかったからだな。

とまたここで検証できる。


そしてもう少し歩くと

これもすごくきれいな木なんだけれど

こっちの方が線が綺麗に見えてて
デザイン性があるように見える。

同じ木でも見え方が全くちがうんですよね。


っていうことは、やはりアレンジの中でも
線をいかにきれいに見せてあげるのか?


っていうことが大事なんだな

っていう風に考えるといいってこと。

アレンジの中でどう見せるか?

ではみなさんだったら
アレンジの中に線を入れようと思ったら
どうしますか?

線を入れるのであれば
線をゆったり見せる

こんな風に。
自然観察は楽しい検証方法です。

自然に触れるということは
学びが深くなるということです。

是非試してみてね!!