• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

青と白とグリーン

こんにちは。

本日ご紹介するアレンジはこちら。

20160422鈴木孝枝さまA

青と白とグリーンの
爽やかなアレンジです

今回はお客様のご要望で
青とグリーンを入れて
というご注文でした。

白とグリーンとか
青と白とかは
よく作りますが
青とグリーン
というのは
今まであまり作らなかった
ような気がします。

今回作成してみて、
思ったのが
白と青だけだと
硬い感じがするのですが
そこにグリーンを多く入れる事によって
少し柔らかくなり、
それでも爽やかさは失わない
色合わせだと思いました。

柔らかくするには、
ピンク等を入れがちですが
それをしてしまうと
爽やかさが失われてしまいます。

 

青と白の組み合わせは
第一次色の青だけですが
グリーンを入れる事により
黄色が入ってきます。

なぜならグリーンは黄色と青を
混ぜたものだからです。

1

青は寒色であり
寒色は硬い冷たい印象を与える色です。

 

一方黄色は暖色であり
暖色は柔らかく暖かい印象を与える色です。

グリーンは上記の印象を持つ
2つの色を混ぜ合わせてものなので
暖かすぎる事もなく
爽やかな印象をもたらし、
白とブルーだけのアレンジよりも
柔らかく優しい印象に仕上がるのです。

白とブルーと黄色は
白とブルーとグリーンよりも
暖かく柔らかい印象を増し
硬さや爽やかな印象は減少します。

20160422鈴木孝枝さまA

このように、色の組み合わせを
色環上での関係性を見てみると
様々な事が解ったりします。

あ、この色の素敵だなぁ
と思ったら色環を出してみて
どういう位置関係なのか
考えると、
面白い発見がありますよ。