入学式の演台花 テーマは飛び立つ
桜が終わり、入学式シーズンになってまいりました。
こんにちは
花匠美の堀江です。
今日の朝一番で、美術の専門学校に入学式の演台花をお届けに行ってまいりました。
お届けしたものがこちら。
毎年使用しているという学校保有の 渋い花器に合う感じで作成しました。
以前は毎年いけばなの先生に演台花をお願いしていたらしいのですが、
ご事情があり、今年から頼めなくなってしまい、卒業式は近所のお花屋さんに演台花の注文をされたらしいのです。
でも出来上がったものは満足いかなかったよう。
「デザインの専門学校で、デザインのひどい花を、入学式、卒業式で飾るわけにはいかないのです。」
「たくさんの父兄の方々もいらっしゃるので、恥ずかしい花を飾るわけにはいかない。」
学校の事務局の方はそうおっしゃっておりました。
気持ちすごく解ります。
「花はメンツに関わる」
「ひどい花を作られたら、恥になる」
当店のお客様がよくおっしゃる言葉ですが、全くその通りだと思います。
だから私たちは、お客様の鼻が高くなるようなデザインを創る努力を惜しんではいけない。
今回のお花。
飛び立つ鳥のように見えるストレリチアを使用して、
学生さんたちの未来を表現しました。