ドイツ風花束紹介します
こんにちは。
ドイツトップフローリスト協会の
堀江です。
今日からお店は夏休みです。
私は基本的に休みはないので
年に2回 少しゆっくりめに休ませて
頂いています。
今日はちょっと前に
頂いたご注文の花束の
ご紹介をしたいと思います。
今回ご紹介するのは
ドイツらしい花束です。
ドイツの花束は ラウンド型(丸い形)が
ほとんどではあるのですが
正面だけにお花を配置した
一方見の花束も時々作ります。
どんな時に ラウンド型で
どんな時に一方見で作成するかは
きちんと理由があり
作成しています。
このストレリチアの花束は、
ドイツの花屋さんで
よく作成していました。
ストレリチアを使用する際は
ほぼこのスタイル。
決してラウンドブーケに
ストレリチアを作成することは
なかったです。
ラウンドブーケでは
高さを出さずにコンパクトに
作成しますよね。
ストレリチアは空間が必要な花です。
花の上 横 下に 広い空間が必要です。
ラウンドブーケにストレリチアを
入れてしまうと
空間がきちんと取れなくなってしまいます。
使用する花は
どんなデザイン、スタイルにすれば
一番綺麗に見えるのかを考えて
作成することが非常に重要です。
そして
このタイプの花束を作成する際
モンステラやヤツデの葉を
花束の下の方
前に少しせり出させるのも
ドイツ風。
ドイツで作成していた
花束をそのまま日本で作成してます。
個性的に感じられるようで
結構評判がいいです。
それは、お花をより美しく見せる方法を
しっかり考えているから。
使用するその花材は
どのように使ったら
その花が綺麗に見えるのか。
それをよく考えて作成する。
一番重要なことですね!!