素敵な秋のアレンジを作るコツ
こんにちは。
ドイツトップフローリストの堀江です。
すっかり涼しく。。。
秋らしくなってきました。
花匠美フラワーショップでは
秋のアレンジをたくさん作成しております。
今日は綺麗な秋のアレンジに仕上げるコツを
少しお話したいなぁ と思います。
いろいろな色を入れる
普段のアレンジでは
ピンク系、オレンジ系
白グリーン などと同系色で
アレンジを作成している人。
いろいろな色を混ぜて作成することが苦手な方は
特に秋のお花で試すことをお勧めします。
秋のアレンジでは
赤、黄色、ピンク、オレンジ、紫
のような普段なかなか混ぜることに
勇気が出ないようなお花も
混ぜても簡単になじんでくれます。
こちらのアレンジは 黄色、赤、ピンク
ピンクと黄色 という普段なかなか組み合わせづらい
花材の組み合わせです。
上のアレンジも 赤、黄色、オレンジ、ピンクなど
たくさんの花が入っています。
秋のアレンジは 季節感、自然を感じさせるアレンジです。
自然を感じさせたいときに
同系色で綺麗にまとめてしまうと
人の手が入っている感がでてしまい
季節感をあまり感じられません。
たくさんの色が無造作に入っている感じの方が
自然を感じられるからです。
ですから秋のアレンジを作成する際は
色を揃えすぎないでくださいね!!
彩度を落とした色を入れる
秋は紅葉が美しい季節です。
紅葉の色というと皆さんどんな色を
想像しますか?
原色ではない、少しくすんだ感じですよね。
原色はあまり自然的な印象を与えません。
どちらかといえば、人が作った感のある色ですね。
秋のアレンジは季節感やナチュラルさを感じさせたいので
原色から外れた少しくすんだ色を混ぜるようにしましょう。
上の画像をご覧ください。
色は原色の色から黒を少しづつ混ぜることにより
同じ赤でも様々な色を作ることが出来ます。
例えば緑でも下の図のように
こんなにたくさんの緑があるのです。
原色に近い色を彩度が高い
といい、原色が低い色を
彩度が低い といいます。
くすんだ赤やくすんだオレンジなどを
入れると秋らしさが出ます。
黒を少し入れるのもいいかと思います。
葉物を必ず入れる
葉物をたくさん入れるとナチュラルな感じになります。
逆に葉物が全く入っていないアレンジは
装飾的なイメージで自然はあまり感じられません。
秋のアレンジは自然を感じさせるアレンジなので
なるべく数種類の葉物を入れるようにしましょう。
1種類は紅葉している葉を入れると
ぐんと秋らしさが増します
ぜひ試してみてくださいね!!