解決!!デザインがマンネリ化してしまう
こんにちは。
ドイツトップフローリストアカデミーの
堀江です。
今日のブログでは、私が今講師を務めている
日本フラワーデザイン専門学校での授業の模様を
ご紹介します。
専門学校で、
私はヨーロピアンフラワーデザイン概論
ヨーロピアンフラワーデザイン実技を
教えています。
授業ではドイツ理論を中心に
教えていますが
テーマ制作でデザインさせる時間をなるべく
多く取るようにしています。
理由は
●考える癖をつける
●デザインする経験を積ませる
●テーマを決めることで偏ったデザインを避ける
今日は3つめの
テーマを決めることで偏ったデザインを避ける
について書きたいと思います。
いろいろと頂くご相談の中に
いつも似たようなデザインになってしまう
という悩みを聞きます。
デザインがマンネリ化してしまうのですね!!
それはですね、
自由に作ってしまうからではないですか?
もし、普段ナチュラルなデザインばかり
作成する人も
テーマをモダンな感じ
またはカッコいい感じ
としたらナチュラルには作成出来ないでしょう。
大雑把なテーマだといくらでも逃げられるので
テーマは細かければ細かいほどいいのです。
細部まで決められたテーマに取り組みと
いうことは、自分のスタイルを捨てるということに
繋がります。
今回学生に与えたテーマを1つ紹介します。
星空シャンパーニュバー「Veuve Clicquot Champagne Bar」
ホテル日航東京では、
東京湾を臨む海辺のテラス席で
シャンパーニュとフレッシュフルーツの
マリアージュをお愉しみいただける
期間限定の星空シャンパーニュバーをオープン!
夕日が空を染めるサンセットや
都心の煌めく夜景をのんびりと眺めながら、
海辺のリゾートならではのゆったりとした
時間を過せるバーです。
このバーの置く花の注文が
あなたたち花屋に入りました。
置く場所はラウンジの中央部
バーの雰囲気に合った、
お客様が非日常を楽しめるような
空間作りの花を希望。
そして学生が作成したアレンジがこちら
画像が悪くごめんなさい。
アレンジだけでなく、その場の世界感が伝わるよう
備品や付属品も考えさせます。
テーブルを用意し
テーブルクロスを決め
夜空を思わすような電飾や
シャンパン
ここまでテーマを絞ると
否応なく自分の好みのスタイルから
離れますよね。
いつも同じようなデザインばかり
そう感じている人は
テーマを細部まで決め
(いつも自分が作成するスタイルとは
違うテーマにするのがポイント)
作成してみましょう!!
お花屋さんで働く人は
テーマを自分で決められないことにも
慣れているので作りやすいかと思いますが、
苦手意識をお持ちの方こそ
是非ためしてみましょう!!