• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

同系色のアレンジ ぼんやりさせない裏技

こんにちは。

ドイツトップフローリストの
堀江です。

最近こんなご相談を頂いたので
皆さんにシェアしたいと思います。

「私は色を選ぶ際に、
同じような色合の花を選ぶと
ぼんやりしてしまうので
いろいろな色を入れてしまいます。
本当はあまり色は入れすぎない方が
いいのでしょうか?」

色を沢山入れた方がいいのか?

または入れる色の種類は少なく
した方がいいのか?

 

これはケースバイケースです。

ただ、同じような色合いで
作成すると、ぼんやりしてしまうのは
事実です。

色のコントラストをある程度入れた方が
メリハリ感のあるアレンジが出来上がります。

色を抑えるて上手く作ると
統一感がありながら素敵な
アレンジになります。

20170628増本康仁さま

こちらのアレンジ
赤を中心に作成しました。

こちらのアレンジのご注文を頂く際
赤いアレンジでモダンに作成してほしい

とご依頼を頂きました。

沢山の色の種類を入れてしまうと
モダンさを失います。

モダンな感じに仕上げたいときは
色の種類はなるべく少なめに

1種類とは言いませんが
3種類くらいに抑えたいです。

5種類も6種類も入れてしまうと
モダンな感じにはならないのですね。

では1種類の色で
ぼんやりさせず
どのようにすれば
メリハリのあるアレンジになるのか?

 

ここでコントラストが登場します。

●形のコントラスト
●大きさのコントラスト
●重さと軽さのコントラスト
●テクスチャーのコントラスト

色のコントラストは出せない分
上記のコントラストを入れます。

このアレンジの場合

グロリオサで形のコントラストを入れ
アンスリウムでテクスチャーのコントラストを
取り入れています。

20170628増本康仁さま

色が同じ感じかな?

ぼんやりしてしまったかな?

と思ったら何か色以外のコントラストを入れるだけで
素敵なアレンジ
メリハリ感のあるアレンジになります。

是非是非お試しを!!