• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

せめてお花だけでも・・・お悔やみ花

こんにちは。
ドイツトップフローリストの堀江です。

今日はお供えのお花のお話です。

ずっと花の仕事をやっていて
ブライダルやイベントの仕事は
携わることが出来たけれど
葬儀関係のお仕事は、考えてみると未経験。

前はあまり興味のない分野だったけれど

いつだったか、
専門学校の講師をしていて
20歳くらいの新入生が

「私は将来葬儀の仕事がしたいです。
前にお葬式に一度出たことがあって
その人の人生の最後の瞬間を花で
飾れる仕事にすごく意義を感じた」

って言っているのを聞いて

すごく若い子に教えられた気がした。

いまから葬儀の世界に行くことは
考えていないけれど
お供えのお花の注文が
私の中で今まで以上に重たくなった気がします。

 

そんな大切な葬儀が
今コロナウィルスのおかげで
出来なくなっているらしいです。

昨日、お届けしたお花。

亡くなったのだけれど
親戚でさえ、最後見送れないなんて・・・

お葬式に参加できないので
お花を送りたいです。

娘といろいろ探してたどり着きました

とおっしゃって頂き嬉しかったです。

お通夜やお葬式があるから

感情を表現して
現実を受け止めて
気持ちの整理をつけることができるのに

そういう大切な場がなくなってしまうのは
ショックなことです。

 

早く収束してほしい。