• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

3000円の挑戦

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この前お花屋さんで働いているレッスン生と話していたら、彼はこう言ってました。

「3,000円のものが一番難しい。5,000円の商品はそこそこ花を入れられるから、

花の豪華さもあって何とか綺麗に出来るけれど、3,000円は花の分量も多くないし、綺麗に作れない」

確かにそうかもしれない。少ない花で綺麗に作成するのは腕がいる。

私の感覚では「3000円だろう?素敵になんて出来なくたっていいんだよ。

素敵なのが欲しければ、もっと金を出せ」

っていう花屋さんの方が多いと思う。

3000円でもお客さんは相手に喜んでもらいたくてお金を出す。

そして花屋側も例えそれが3000円だとしても、3000円でどこまで素敵につくれるのか

試行錯誤しながら作る方が断然楽しい。

そしてそうすることによってレベルアップするし、

その小さな3000円の世界で、小さな発見や感動や気づきがある。

3,000円の挑戦。

他の花屋さんからは「馬鹿か?」と言われそうだけれど、日常の何でもない仕事も

意識の違いで楽しくなるものである。