• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

私がお墓に入る前にやっておきたいこと

こんにちは。
堀江みさこです。

今日は、
私がお墓に入る前に、やっておきたいと
思う事を書いてみたいと思う。

コロナでスクールをほぼ辞めた状況で
一時期は、スクールはしないで
花屋だけでやっていこう と思った時期が
あったんだけど、最近はスクールを再開しようと
思うようになったかな。

 

なぜかというと
今まで私の全人生を費やして
創り上げた花理論を、ある程度確立させて
これを世の中に広めずに 何も業界に貢献せず
この理論をもってお墓に入って
死んでいくのは嫌だな

と思ったからです 笑

 

 

ドイツ理論

私が花留学するにあたって、
「ドイツで良かった!!」

って思った理由は やはり

世界一完成度の高い
「ドイツの花理論」
を知れたこと!!

 

私は日本で全く上達できなかった人間。

フランスだったら、今の私はなかったと思う。
ドイツの論理的な理論だから
フラワーデザインの本質が理解できたのだと思う。

そして一番大きいのが
言語化されている


ぶっちゃけ、私みたいな才能のない人間が
見て盗む
なんてこと100年かけても無理だし
上手な人の感性を盗むなんて
たぶん1億光年かけても
ムリムリ。

やっぱ、言語化された理論に触れて
はじめて理解できるんだと思う。

 

この理論を知ったときは、
今まで感覚でやっていたこと
わからなくてモヤモヤしていたことが
本当にパズルのピースが ピタピタって
頭の中ではまっていく感覚!!



私は20歳くらいでドイツに渡り
10年という長い間 ドイツの花屋で働き
マイスター学校に通い、本当にたくさんの事を
学べる環境にいれた というのが
一番良かったし、 その選択をした自分が
最強だと思う。

そう!!
自分の人生は 自分の選択で出来上がっているんです。

帰国後のわたし

実験実験実験

 

花屋を自分でやるようになってから、
早朝の仕入れからはじまり お店の閉店時間まで
拘束時間がめちゃくちゃ長いです。

一日16時間から20時間くらいの労働時間!!
休みゼロ!!

なんてことも度々


私の家族は、私のことを

「一人ブラック企業」
なんて言ったりしてます笑


夜中まで私が何をしていたかというと

いわゆる
実験です。


ドイツで学んだ花理論を
守った場合 破った場合 
などなど・・・・

マジで面白かったです。
破ると見事に悲惨なアレンジに・・・

けど、これって雇われてたらできないんです!!
花を無駄にするから、オーナーに怒られる。


仕入れた花、ぜーんぶ自分のものだから
誰も文句も言わないし、

いろんな花、つかっちゃったなー

そんな働かないといけないの?
可愛そう・・・・

と学生時代の友達には
マジで 「不幸人間認定」されたけど

のめりこんでしまった結果だったので
自分的には楽しかったです。

次の日学校なのに、夜遅くまで
好きなゲームが
やめられない感覚に似てるかも。

 


実験で見えてきたもの

 

たくさんの実験を繰り返したら
ドイツ理論をベースにした
さらに詳しいデータが出来てきて

そして、テンプレがいくつもできた。

このルールで作れば大丈夫。

方程式に当てはめれば 答えが出るように

テンプレに当てはめるだけで
だれでも綺麗なアレンジが作れるテンプレ。

これ知れば、再現性めちゃくちゃ高いです!!

 

そして、今では作ろうと思えば
まだまだ作れる。
考えれば考えるほど テンプレすらすら出てくる。

これ、もしかしたら私の特技かも。

 

これからやりたいこと

私は残りの自分の人生を、
フラワーデザインの技術の普及に
力を入れていきたいと思うようになったんだけど

これだけの時間を費やして作ったものを
私の死と一緒に消滅させたくない って気持ち。
自分勝手な考えで、あまり大きな声で言えることでは
ないけれど、それによって助けられる人も
多いと確信もしている。

私の所にくる多くの人は
お花屋さんで働くスタッフさんがほとんど。

 

職場で水揚げや配達方法
お客様からの注文の受けたかは
教えてもらえても
アレンジの作り方は深くは学べないから。

お花屋さんで働く人の技術が上がれば
お客様の目も肥えるし
お花の良さもより伝わるし
お花を通して感動が生れる。

そんな社会になればいいなぁ

と心から思います。

この思いに共感してくれる人と
たくさん繋がりたい。

 

幸運なことにお墓に入るまで
まだ時間ありそうです 笑