• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

小さなアレンジは葉物で変化を付けて

こんにちは。

3月に入り、暖かくなったような
まだまだ寒いようなお天気ですね。

今日ご紹介するアレンジはこちらです。

009

これ3500円のアレンジです。

当店は花屋とスクール業務を行っております。

花屋は実店舗なので
アレンジの販売は
主に3000円からです。

3000円のアレンジは
あまりお花も使えないし
素敵なアレンジは作れない

と思われがちです。

よくお客様から
「予算が3000円だから
たいしたものは作れないでしょう?」

と聞かれる事もあります。

予算があまりなく、お花がたくさん使う事が
出来ない場合の
一つの選択肢です。

花を少な目にし
すっきり感を出して
葉物で動きや変化を出すと

お花は少なくても
魅力的なアレンジを作る事が
出来ます。

その場合、葉物の組み合わせに

形のコントラストを

多く取り入れるといいでしょう。

例えば、本日ご紹介したこのアレンジ

009

クッカバラ

ドラセナ

を使用しています。

007 (2)

クッカバラは
ギザギザとした形が特徴の
面白みを出す花材です。

そこにドラセナをクルリと丸めて
入れました。

この葉物のコントラストが
とても映えてデザイン性が
あるように見えるので
お花が少なくても
物足りなさや退屈さを
感じさせないアレンジです。

少ないお花でアレンジする場合、
葉物で動きを出して
アレンジに面白みを出すと
素敵なアレンジになります。

花屋はお客様の予算があるので
自分の好きなだけお花を使って作る

という事はできません。

時には2000円という予算の中で
作らなければならない時もあります。

「こんな少額じゃ、大したものは無理」

と思うのと

「この金額で何が出来るだろう」

と取り組むのでは全く違います。

そういう小さな試みが時には
大きな発見を見出すことが出来ます。

私はこれを

「3000円の挑戦」

と呼んでます。

様々な3000円の挑戦の中で
見つけた一つの方法が

葉物で形のコントラストを出す

ことです。

是非ためしてみてくださいね