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エキサイティング メイアン

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市場で出会ったちょっと変わったバラをご紹介。

❛エキサイティング メイアン❜

フランスのバラの名門 メイアン社が

花の中から花がでるブロリフェラの固定化に成功した珍しい品種です。

何らかの原因で花床組織(カショウソシキ)の一部が活性化し、花の中に反復して

花や葉さらには枝が形成される現象です。

そうして出来た花を貫生花といいます。

このエキサイティング メイアンはメイアン社が固定化に成功したので再現できますが

通常は貫生ばらは、奇形のばら という認識です。

他の方のブログで見つけた見事な貫生バラがあったのでご紹介します

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一番目の花はすぐ枯れてしまい、その中から2番目の花が出てくるそうです。

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よこに飛び出してもう一輪出てきてます

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これはもっとすごいです。

何輪でてきているのでしょう?

 

奇形のバラはかなり前からあったようです

ナポレオン皇帝の后、ジョセフィーヌ皇后は、「バラの母」とも呼ばれ、

大のバラ愛好家でした。

ナポレオンが戦争をしている間も、なんと敵国からもバラの苗を収集していた

というエピソードが残っているくらいです。

世界中から原種バラの収集をし、その数は250種ともいわれています。 こうして世界中から集められたバラは、ジョセフィーヌの園芸家たちによって、

マルメゾン宮殿の庭に植栽されていきました。

そのうちの園芸家の1人、アンドレ・デュポン(Andre Dupont)により、

人工授粉による育種の技術が確立され、後の四季咲きバラの品種改良に多大な影響を

与えました。

下の絵画がその一枚ですが ジョセフィーヌはバラの品種の記録も忘れることなく、天才画家 ピエール・ルドゥーテ(Pierre-Joseph Redoute)に命じて、多くのバラの絵を残しました。

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❛貫生花❜

人生の節目の年に「生き貫く」という意味で贈ったら素敵だなと思います。

これも感動を与えるストーリーのあるフラワーギフトの一つのアイディアですね。

みなさんは、他にどんなアイディアをお持ちですか?