• 世界が一流と認めるドイツの黄金ルールを学ぶ90日間ヨーロピアンフラワーデザインプロ養成講座メール版

絵画の巨匠たちから学ぶフラワーデザイナーへの道

こんにちは。
ヨーロピアンフラワーデザイン・
プロ養成塾の堀江です。

長い夏休みを頂いております。
私は長くヨーロッパにいた影響もあり
長期休暇を取るのが普通という
感覚があります。

 毎年2週間ほど夏休みを
頂きますが その間は、
これからの半年間の
事業計画を考えたり
自分にとって何が大切なのか
を確認するためにも大切な時間です。

そして、
その間 感性を
働かせられるような事を
なるべくしようと
思っています

今日はルノワール展に
行ってきました。

800px-Pierre-Auguste_Renoir,_Le_Moulin_de_la_Galette

私は絵画の知識はあまり
ないので、語るのも申し訳ない
感じもしますが、
感じたことを書かせて
頂きたいと思います。

お付き合いいただけると
嬉しいです。

ルノワールは印象派の代表的な
画家ですが
最初印象派の絵は全く世間に
認められなかったそうです。

フランスでは17世紀以来、
新古典派の影響下にある
アカデミーが美術に関する
行政・教育を支配していたが
19世紀になると、そのアカデミーの
ルールを守らない若き画家が
出てきて、これが印象派の
スタートだそうです。

筆跡を残さず
光沢のある画面に
理想美を描く画法が
アカデミーの規範

であるのに対し

印象派では
筆のタッチを作品の
表現力にしている点が
特徴の一つだとか。

何度も展示会を開き
個々のアーティストが
印象派展で金銭的に
報いられることは
ほとんどなかったが、
作品は次第に人々に
受容され支持されるように
なったそうです。

この動きは絵画だけでなく
全ての芸術に
そしてフラワーデザイナーにも
当てはまることだなぁ
と感じました。

ピエール・アルベール=ピロ
という画家の言葉です。

「芸術家は過去の巨匠たちの
傑作を無視すべきではない。
しかし、それは一つの出発点に
すぎない。
巨匠たちに模倣するのではなく
その歩みをさらに進める人こそが
巨匠と呼ばれる。」

 

私は、その言葉と出会った時の
感動はとても大きかったです。

フラワーデザイナーとしても
同じ事が言えると思います。

将来、フラワーデザイナーとして
活躍したいと考えているあなたに
言いたいことは

早くスタート地点に立ってください

ということ。

 

モネやルノワールは
絵画の師から多くを学び
スタート地点に立ち
そこから印象派の世界を
創り上げたのです。

フラワーデザインの基礎
(理論)を学び、
美しいアレンジが作成出来るようになる。

これをゴールに思っている人が多いですが
デザイナーとしては、そこはスタートです。

だから、早くスタートに立たなければ
なりません。
その為、自分で正しいフラワーデザインの
理論を模索している暇はないので
人から学んでしまうのが
効率的と思います。

フラワーデザイナーを目指す貴方への
メッセージです。